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「日本一」食べ頂点へ、高岡商 OBからコロッケ差し入れ 地元で最終練習

OBから差し入れされたコロッケを味わう選手
グラウンドでの最終練習に汗を流す荒井=高岡商高

 6日に開幕する第101回全国高校野球選手権に出場する高岡商ナインは1日、同校での最終練習に取り組み、甲子園へ気を引き締めた。学校には日本一に輝いたコロッケの差し入れが届き、夏の甲子園での「高商旋風」へ期待を高めた。

 午前練習が終わった後、同校OBの中村公一さんが、全国コロッケフェスティバルで日本一となった高岡市のご当地グルメ「高岡コロッケ」を森田朝陽主将(3年)へ手渡した。

 コロッケを味わった石黒優希(3年)は「優勝した縁起物を食べて、試合でも頑張りたい」と話した。

 同校グラウンドでは、選手はシートノックやマシンを使った打撃練習などに汗を流した。優勝インタビューのイメージトレーニングを行い、円陣を組んで堀裕貴(3年)が「目標は一つ。チームで心を一つにして、全員でやっていこう」と呼び掛け、部員の士気を高めた。

 森田主将は「出発前にやり残したことはない。甲子園では、感謝の気持ちを部員73人で表現したい」と意気込んだ。

 高岡商ナインは2日に同校で開かれる壮行会の後、甲子園へ向かう。

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