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高岡商、甲子園へ出発 土合主将「まず1勝」 壮行会で600人激励
高岡コロッケで日本一 実行委員会がプレゼント

コロッケを受け取る島村副主将(左)と土合主将(左から2人目)=高岡商高

 7日開幕の第99回全国高校野球選手権に出場する高岡商野球部の壮行会は2日、同校体育館で開かれた。県勢として31年ぶりに春夏連続で甲子園の舞台に立つナインは、生徒や教職員ら約600人の激励を受け、大舞台での躍進を誓った。

 宮岸毅校長は「部員69人が一つとなり、今大会に唯一出場する商業高としての誇りも持ち、精いっぱい大活躍してほしい」とあいさつした。神田聡県高野連会長、米谷和也市教育長らが激励し、宮田義弘野球部OB会長が祝辞を述べた。

 中村萌(めぐみ)生徒会長(3年)が「(チームが掲げる)『一戦必笑』の文字通り、甲子園でも高商らしいプレーをしてください」と励ましの言葉を贈り、吉田真監督が「ベンチ入りできなかった部員50人は選手以上にチームのために動いてくれた。彼らのおかげで優勝があった」と話した。

 応援部の表璃菜部長(3年)ら部員19人のエールに続き、土合伸之輔主将が謝辞を述べ、「まずは春にできなかった1勝をチーム一丸でつかみ取る」と力を込めた。

 ベンチ入りの選手ら36人は生徒が見守る中、バスに乗り込み、甲子園へ出発した。大会は4日に抽選会が開かれる。

 壮行会後、富山新聞社などでつくる高岡コロッケ実行委員会から野球部へ、全国コロッケフェスティバルで日本一に輝いた高岡市のご当地グルメ「高岡コロッケ」が贈られた。

 棒状の「ブラックコロッケ」と「グリーンコロッケ」を各1本、球状の「ホワイトコロッケ」を1個ずつ袋詰めした60セットを、同校OBの山崎勇人さんが土合主将と島村功記副主将に手渡した。山崎さんは「2本と1個で日本一との思いを込めた」と話した。

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