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高岡コロッケを求め列 茨城県龍ケ崎市で特別出店 「利長くん」も観光PR

高岡コロッケを味わおうと列をつくる来場者=茨城県龍ケ崎市の龍ケ岡公園
高岡市の観光PRに精を出す利長くん(中央)=茨城県龍ケ崎市の龍ケ岡公園

 高岡市のご当地グルメ「高岡コロッケ」が17日、茨城県龍ケ崎(りゅうがさき)市で開かれた「ご当地コロッケ横丁in龍ケ崎」に特別出店し、日本一に輝いた高岡コロッケを味わおうと長い列ができた。会場には高岡市マスコットキャラクター「利長くん」も登場。観光PRブースでは11月開催の第3回全国コロッケフェスティバルin高岡(富山新聞社などでつくる実行委員会主催)への来場を呼び掛けた。
 ご当地コロッケ横丁in龍ケ崎は、龍ケ崎市商工会とコロッケクラブ龍ケ崎が主催し、水戸市の常陸(ひたち)牛(ぎゅう)コロッケや大洗町(おおあらいまち)のずわいがにコロッケなど、茨城県内18店の名物コロッケがブースを出した。高岡コロッケは茨城県外から唯一の出店となり、イカ墨を練り込んだブラックコロッケ、白いとろろ昆布を入れたホワイトコロッケ、富山湾産のシロエビを入れたコロッケが来場者の人気を集めた。
 龍ケ崎市は、高岡市、静岡県三島市とともにコロッケによるまちおこしに取り組み、2013年には第1回全国コロッケフェスティバルを開催した。この時にグランプリを獲得したのが高岡コロッケで、龍ケ崎市の主婦津根理代(つねまさよ)さん(69)は「龍ケ崎のコロッケもおいしいけど、うわさの高岡コロッケを食べたかった」とうれしそうに話した。揚げたてのコロッケを早速、頬張る親子も見られた。
 ステージでは高岡、龍ケ崎両市のマスコットキャラクター「利長くん」「まいりゅう」が並んで観光PRした。「ドラえもんの作者は誰でしょう」などのクイズも出され、正解者に利長くんグッズが贈られた。
 高岡市観光PRブースでは、12月1日に同市美術館で開設する「藤子・F・不二雄ふるさとギャラリー」のポスターを掲示し、富山県限定のドラえもんキャラクターグッズも販売した。来場者に観光パンフレットを配布し、北陸新幹線開業を記念して11月22日に高岡テクノドームで開催される第3回全国コロッケフェスティバルも紹介した。

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