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全国コロッケフェスティバル、高岡市で第3回開催 11月22日、全国の味集結 市当初予算案

「日本一の味」を求めて列をつくる来場者=静岡県三島市

 高岡市の「高岡コロッケ」など全国のご当地コロッケを一堂に集める「全国コロッケフェスティバル」が11月22日、同市二塚の高岡テクノドームで開かれる。第3回となる今回は全国の約30団体が自慢の味を提供。高岡での開催は初めてで、「コロッケのまち高岡」をPRして食を通じたまちづくりを推進する。

 高岡市の新年度当初予算案に「全国コロッケフェスティバルin高岡」の開催経費などを含む「高岡食ブランド活性化事業」として400万円が盛り込まれた。
 高岡市は茨城県龍ケ崎市、静岡県三島市とともにコロッケによるまちおこしの輪を広げるため、2008年に「三コロ会」を結成。フェスティバルは13年11月、龍ケ崎市制60周年を記念して同市で始まり、第2回は昨年11月に三島市で開催された。第3回は北陸新幹線開業に合わせ、高岡市が会場に決まった。  龍ケ崎市では約5万人、三島市では約4万7千人が訪れ、全国の特色あるコロッケの食べ比べを楽しんだ。今回はコンテストを実施する方向で、コロッケのまち高岡のにぎわいにつなげる。
 富山新聞社などでつくる高岡コロッケ実行委員会はこれまで、「富山ブラックラーメン」をイメージし、イカ墨とチャーシューを練り込んだ「ブラックコロッケ」、白いとろろ昆布で優しい味わいに仕上げた「ホワイトコロッケ」、「富山湾の宝石」と呼ばれるシロエビを使ったコロッケなどを販売。第1回では10県20団体のコロッケの中から、来場者の投票でグランプリに輝いた。
 第2回はコンテストは行われなかったが、初代グランプリの味が来場者の注目を集め、林時彦高岡市副市長が第3回のフェスティバルには北陸新幹線で高岡を訪れるよう来場者に呼び掛けた。

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